またドラマに価値観を変えられました

おはようございます。
本日のテーマは
【またドラマに価値観を変えられました】
どうぞお付き合いください。

みなさんは、自分の中に凝り固まった価値観や固定観念ってありませんか?私はこれまで、小説やドラマ、映画、アニメに何度も価値観を揺さぶられてきました。そのおかげか、自分ではわりと柔軟な考え方ができるほうだと思っていたんです。でも先日、ドラマ『ダウンタイム』を見て、また一つ価値観を塗り替えられてしまいました。ここから先はネタバレを含みます。「今見ている途中」「あとで見ようと思っていた」という方は、ぜひ最終回まで見てから読んでくださいね。

『ダウンタイム』は、その名のとおり美容整形がテーマの作品です。もともと医療機関で働いていた主人公が、ひょんなことから美容整形外科で働くことになり、そこでさまざまな人と出会いながら、いろいろなことを感じていく物語です。見ていて一番強く残ったのは、作者もおそらく伝えたかったであろう「命より大切なものが”ある”場合もある」というメッセージでした。

たとえば作中にもあったように、自分の容姿に自信が持てなかった人が、美容整形を通して新しい自分に生まれ変わる。そこで自信をつけて、芸能の道に進んだり、やりたかったことに胸を張って挑戦できるようになったりする。それなのに、命に関わるからという理由で、医師の判断によって元の姿に戻されてしまったらどうでしょう。もちろん、医師としての判断は正しいとみんな思うはずです。正直、私も最初はそう思いました。

でも、そう単純な話じゃないんですよね。元に戻された本人にとっては、その姿こそが命だったのかもしれない。それを失ったら、生きている意味を感じられなくなるかもしれない。最悪の場合、自ら命を絶ってしまう可能性だってある。「命を守ること」と「その人が生きたいと思える状態を守ること」は、必ずしも同じではないんだと突きつけられました。とても重いテーマで、見終わったあともしばらく考え込んでしまいました。

ほかにもさまざまなエピソードが描かれていて、美容整形をする人は、ただ「可愛くなりたい」「認められたい」という理由だけでするわけではないんだと気づかされました。その手前に、その人が抱えている問題や悩みがある。美容整形は、そういう人を救うことができる。たとえ根本的な解決ではなかったとしても、確かに人を救う力があるんだと感じました。

私はもともと、美容整形そのものに特別な抵抗はありませんでしたし、するかしないかは個人の自由だと思っていました。ただ、それはどこか「他人事」としての自由だったのかもしれません。今回その考えがさらに上書きされたような気分で、人によっては医療と同じくらい、いや、それ以上に大切な意味を持つ場合があるんだと知りました。自分では柔軟なつもりでいても、まだまだ知らない世界や考え方はたくさんあるんですね。

ストーリーそのものも面白く、これまで見たことのない感覚を味わえる作品でした。重いテーマを扱いながらも、最後まで引き込まれました。気になった方には本当におすすめです。またひとつ、いいドラマに出会えました。みなさんも最近、価値観を揺さぶられた作品があったら、ぜひ教えてくださいね。