おはようございます。
本日のテーマは【1つ役割を終えました。】です。
どうぞお付き合いください。
9月21日(日)をもちまして、私は「ボディコンバット」というレッスンのインストラクターを引退しました。
他の投稿でも、ボディコンバットについてはちょくちょく話していたかと思います。
ボディコンバットは、私が20歳の頃インストラクターとしてデビューしてから、約5年半とちょっと、付き合ってきました。
レッスン自体すごく楽しくて、受けてくださる方もたくさんいて、私もボディコンバットはすごく大好きでした。
しかし、最近はダンスの仕事がかなり増えてきました。
ダンススクールHave A Niceの発展とともに、スクールの運営面も仕事量が増えたり、イベント出演の数も、毎年増えてきています。
他にも、教育機関へ出向いたり、前回よりも良い発表会を作るために準備をしたり。
とにかく、本当にありがたいことに、日々が充実しているわけです。
そんな中、ボディコンバットの準備に割く時間が、なかなか取れなくなってきたわけです。
時間は自分で作るもの、なんてよく言いますし、私もその通りだと思っているのですが、それも難しくなってきました。
というのも、これからもっとダンスの仕事は忙しくなります。
ダンススクールHave A Niceも、更に発展していきます。
現状、ギリギリの状態でボディコンバットを続けられていましたが、今後のことを考えると、準備すらまともにできなくなる未来が見えています。
あまりやることを増やしすぎたら、自分が潰れてしまう未来も見えています。
だから、次の発表会の本格的な準備が始まる前に、「引退」という形をとらせていただきました。
私の知り合いのボディコンバットのインストラクターの中には、移動中に車の中でイメージするだけで、良いレッスンができてしまう方もいます。
でも、私はそこまで器用じゃないです。
しっかり準備のための時間を作らないと、レッスン前は不安でソワソワするし、キューイング(動きの指示を出すこと)で精一杯になるし、結局ミスしてしまうしetc…
とにかく、自分で納得いくまで準備しないと、まともなレッスンができないんです。
過去にも、準備を怠って痛い思いをした経験も、何度かありました。
でも、自分はそういう人間だと、それを知っているからこそ、「このままじゃだめだ」という判断に至れたのかな、とも思います。
ボディコンバットには、「レッスンの本質」が詰まっていると感じています。
アマチュアだった私が、そこそこ支持されるインストラクターになれたのは、本当にボディコンバットのおかげだと思っています。
ボディコンバットを始めたての心も学生気分を残していた時は、まともに準備をせずにミスのオンパレード、レッスンに私情を持ち込んで微妙な空気感のレッスン(今過去の自分に会ったらぶん殴ってます)。
私も一時期、なんでレッスンをしているのか分からなくなっていた時期もありました。
そんな舐めきったインストラクターにファンなどつくはずもなく、お客様方は離れていくばかり。
でも、ある時を機に心を取り戻し(鬱だったわけではないです)、やっぱりインストラクターとして頑張ろうと思って、スタジオを見渡しました。
そこで思った感想「人すくな。」
そりゃそうなんですよ、今まで自分がしてきたことを、深く反省した時でした。
すぐに心改めて、絶対にミスをしなために、レッスンの準備をしっかりと行い、お客様方が心から楽しめるように、明るい空気感を作るように意識してからは、またお客様方がついてきてくれるようになりました。
そう、レッスンは結局、インストラクターが本気で楽しまないと、お客様は楽しむことができないんです。
インストラクターに負のオーラが漂っていれば、お客様は離れるし、お客様を楽しませようという気持ちが前面にでれば、ついてきてくれる。
良くも悪くも、「インストラクターの格」が顕著に表れるんです。
それくらいボディコンバットには、私のインストラクターとしての土台を作ってもらったし、私がインストラクターとして生きているうちは、ずっと付き合っていくものだと思ってました。
しかし現実は甘くないです。
何かを得るには何かを手放さなきゃいけない。
私は私の人生を、どういうふうに生きたいかはある程度決まっていて、そこに向かって突っ走ります。
自分のやるべきことに全力で向かい合って、どんどん形にしていく姿をお見せする。
それが、今まで私のボディコンバットのレッスンを受けてきてくださった方々を納得させる方法なのかな、とも思います。勝手な思い込みかもしれませんが。
とにかく、ボディコンバットというコンテンツにはとても感謝しているし、今まで私を支持してくださったお客様方にも、本当に感謝しています。
ボディコンバットを通して得た経験や、思いは、永遠に私の中で生き続けます。
それを忘れず、これからの人生を生き続けたいと思います。