根本から理解させる指導

おはようございます。
久しぶりになんの予定もない休日を過ごしたYUTAです。
昨日は1本もレッスンがないオフ日だったのですが、ちょっとした打ち合わせだけしか予定がなく、ついだらだらし過ぎてしまいました🤣
「午前中はジムで筋トレしてからサウナ入って、午後の打ち合わせに備えて…」
なんて想像はしてましたが、結局筋トレはサボりサウナには午後に行き、打ち合わせをして終わりました😂
まあ中途半端だった仕事は終わらせることができましたが、なんだか1日を無駄にした感が強かったです。
たまにはだらだらするのもありかなーなんて思いますが、休みの日でも規律を正して生活できるようになりたいです💪

さて、本日は、自分のインストラクターとしてのポリシーでもある【根本から理解させる指導】についてお話ししたいと思います。
いつだかの記事でも少し触れましたが、別の内容だったので、「また今度書きます。」と後回しにしていた内容です。
忘れないうちに、今日書きたいと思います。どうぞお付き合いください。

ダンスの動きは、複雑です。もちろん簡単なステップもありますが、分解しようと思えばどこまでも細かくできます。
ステップ以外にも、アイソレーション(体の一部だけを動かすこと)など、ダウンとアップのリズム取りでさえ、考え方1つ変えたり足すだけで、急にできるようになったり、簡単に感じるようになります。
見て覚えることが得意な方もいれば、説明を聞いて理解するのが得意な方もいます。
そして僕は、後者のような人に対する指導が得意です(ドヤ顔)。
それは子供にも当てはまる話ですが、子供はあまり段階を踏まず一気にできるようになりたい子が多いので、見て真似して覚えようとし、結局できずにいじけたりやる気を無くしてしまったりします(笑)
そうならないように、まず理屈から覚えてもらうように徹底しています。
理屈から覚えてしまえば、上手くできない時に、「何ができていなかったか」「次はどうするべきか」が本人でも気づけるようになります。

例えば[ランニングマン]というステップがあります。
数年前に爆発的に大ヒットした曲の中のステップで、国民全員が真似していたくらいですよね😆
もちろん「ランニングマンをやろう!」といえば、生徒達はどんなステップなのか想像できているので、まずやってみようとします。
でも、できません。なぜなら正しいやり方が分からないから。ここで先生の出番ですね。
「片足を上げて準備して、その足を床に着くときに、下の足は後ろに滑るんだよ。その滑った足が今度は上に上がって、逆の足が後ろに滑るんだよ!」
自分がやりながらもゆっくり説明してあげます。
でも、何名かはそれできますが、何名かはできません。感覚の違いですね。
なんとなくこんな感じでできる子もいますが、大体運動経験の豊富な高学年の子です。
何が違うのかというと、「自分の身体の使い方」を理解できているか、というところです。
体重の乗せ方、足の上げ方、全ては意識次第です。
ですので、見て真似することが難しい生徒には、まず「身体の動かし方」から教えます。
ランニングマンでいうと、
「上げている右足を下ろす時、体重は右足に乗るようにしようね!左足に体重がかかっていると滑りにくいからね。その時、頭が体より前にはみ出ている方がやりやすいよ!」
「後ろに滑った左足が前に上がる時、膝を前に持ち上げるようにしようね!この時も体重はずっと右足だよ!右足も一緒に動かないようにしようね。」
言葉だけだと少々想像しにくいと思いますが、このような説明をして、生徒達に「なるほど」と思わせれるように意識しております。
レッスン中は、道具を使ったりグループワークをさせて、実際に動かせている感覚を覚えさせてあげます。
だいたいこういう説明をしてあげると、動き自体はできるようになります。またこれを音に合わせてやるとなると、難しくなってきますが(笑)
それでも、やり方は理解しているわけなので、音に合わせるとどこができなくなってしまうのか、それを伝えてあげて、また挑戦しての繰り返しなので、家での練習もしやすいですよね!
「どんなステップかは分かる。」だけだとただ闇雲にやるしかないので、上手くいけばできる、で終わってしまい、できるようにはならないです。
「身体をどういうふうに使えればできる。」というのが分かると、実際にやってみて、できなかったところに自分で気づいて、改善しようとすることができます。
こうすると、次のレッスンではある程度上達した状態で来てくれるので、それからの成長のスピードも速いです。

僕は専門学校で、機能解剖学などを習っていたので、体に関する知識や、その説明はそれなりにある方だと思います。
この強みを活かして、今後も【根本から理解させる指導】を徹底していくつもりです。
それでは、今日も良い1日にしましょう。

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