おはようございます。
いやあ、やっぱり時代の流れについて行くって、大切なんですね。
なんだ急に、って感じですが、最近つくづく思います。
AIやら、自動化やら、最近始まったことでもありませんが、いろんな技術が発展していますよね。
そのおかげで、何かと楽になったのは事実。もちろん「使い方を覚える。」という時間や労力が発生してしまうのも事実ですが、それを乗り越えればあとはこっちのもんです。
例えば、写真の背景を透過する技術。これって昔は、スマホで編集したい場合、透明にしたいところを指でなぞって、残したい部分に触れてしまったらまたやり直して、、、と、凄く神経を使う作業だったんです。
この死ぬほど面倒な作業を、今やAIの技術発達によって、ワンタッチで完了してしまうんです。
スマホで撮ったサイズの小さい写真だって、写真そのものをより鮮明にしてくれるんです。
解像度を上げる技術らしいですが、昔はできないと思ってました。小さい写真は小さいままだって。
実際に解像度を上げているのか、もしくはAIの自動編集でより鮮明に見える風に編集しているのか、どちらにせよ、自動でこれができるというのは、凄い助かってます。
不可能と思っていたそれが、当たり前のようにできるようになってる。
「無知は罪」とはまあ言い過ぎかもしれませんが、それを知らないことで、無駄に多く時間を消費していると考えれば、すごくもったいない気がします。
世の中が便利になっていく中で、私たちの時間や体力を生んでくれているのは間違い無いですが、それを悪用する人も出てくるわけですよね。難しい問題だと思いますが、私はAIの更なる発展を望みます。
さて、本日は【みんなでプロ意識を持つ!】というテーマでお話ししたいと思います。
「FIND vol.1」の振り返り、第2弾です。
どうぞお付き合いください。
今回、[FIND vol.1]でこだわったのは、「プロ意識を持たせること」です。
音響・照明のプロが入り、カメラマンがいて、たくさんのお客様の前でダンスを披露する。
こんなステージで踊るのに、プロ意識がないのは失礼極まりない。
まあもちろん、初めて発表会に出る子も多く、当スクールは3年目なので、一番長く通ってる子でも、ダンスを初めて3年経っていない子。
なにより、楽しむための習い事なので、「プロ意識をもて!」と強制するのは私のエゴになります。
ですので、子供たちに求めたことは、「ステージ用語を覚えること」でした。
例えば、[上手(かみて)・下手(しもて)]という言葉があります。
分かりやすくいうと、右か左を指す言葉ですね。
ステージ作りに関わる人は、みんなこの言葉を使います。右や左はほとんど言いません。
演者の目線でいうと、ステージに立ってお客様を目の前にしている時、右が下手で、左が上手になります。
つまりお客様側から見ると、逆になります(右が上手、左が下手)。
暗記するのが得意な子なら、すぐに覚えてしまいそうですが、意味のない言葉はすぐに忘れてしまいます。その場で覚えても、次の日には忘れているのがオチ。
だから、覚え方が必要なんです。
全クラスこの言葉を教えました。園児クラスから初級クラスまで、年齢関係なく、みんな覚えました。
どう教えたかというと「ステージの左側(上手)には神様がいるんだよ!」と教えました(笑)
この覚え方はよく使われているみたいです。
「〇〇さんはもっと下手(しもて)だよ!」というと、「えーと、左には神様がいるから、下手は、、、こっちだ!」みたいな感じで、楽しみながらすぐ覚えてくれました。
他にも[音先・板付き]や[ゲネプロ]など、いろんな言葉があります。
ここら辺は子供でも分かりやすい覚え方が無かったり、漢字の意味がわからないと理解できないような言葉でもあったりするので、小さい子達には詳しくは教えませんでした。
とりあえず[上手・下手]を覚えたので、ここからどんどん覚えてもらおうかと思います。
そして、子供達にプロ意識を持たせると同時に、保護者の方々にも、なるべく専門用語を送るように意識しました。
リハーサルとゲネプロは違うものとして連絡したり、子供達のメイクやヘアアレンジを促したり。
メイクは恥ずかしがる子が大半だったので、ちょっと課題です。
ステージに立つ者は、華やかであるべきなので。とくに女の子は(差別じゃないですよ!)。
とにかく、ステージに関わる者として、ある程度の緊張感を持っていただけるよう、振る舞いました。
非日常的な経験は子供達だけでなく、みんなに楽しんでほしいです。
私にとっても非日常的な経験でした。
ステージ作りに関わるという経験から、少しでもダンサーの世界に対する理解が深まってくれていたら、嬉しいです。