できない=成長のチャンス

おはようございます。
本日は【できない=成長のチャンス】というテーマでお話ししたいと思います。
どうぞお付き合いください。

月ごとに課題の振付が変わるハブアナイスですが、もちろん曲によって動きも雰囲気も違うので、生徒達の中でも、得意不得意がはっきり分かれます。
ゆっくりカウントに合わせて、動きを確認する段階では動けているのですが、いざ曲に合わせたら状況が変わる、、。
「はや!むず!」「無理!できない!」スタジオ内は大騒ぎです(笑)
でも、その瞬間が先生は大好きなんです。
そりゃ、ちゃんと課題を組み込んだ上で作った振り付けを、1発でクリアされちゃったら、なんだかみんなに負けた気分になっちゃいますしね。
「できない〜!」と、悔しさの混ざった笑顔の反応。
この反応が大好物で、思わずこっちもニヤけてしまいます(ドS先生です)。

そんなこんなで、悔しさいっぱいの1週目ですが、次の週に会う時は、見違えるほど上手くなってくるんです。
レッスン後に送るお手本動画を見て、必死に練習してくるんですね。
私は、「しっかり練習してくるように!」とは、あまり言わないです。
ただ、みんなは、自分で覚えなきゃいけないことや、できないことをできるようにしないと、もどかしいという気持ちがあり、自主的に練習してくるんです。
本当に立派な生徒たちです(先生バカ)。
そして、1週目の流れをしっかり覚えていると、続きを覚えるのもそこまで苦労しないみたいで、意外とスムーズに覚えます。

振付に限らず、ステップなど、基礎的な動きでも、1回でできるものは少ないです。
必ず「できない!」「むずい!」といったもどかしい気持ちを通ります。
そのとき、できないからやりたくない、なのか、できないからできるようになりたい、なのか、その気持ちの持ち用で、その先の結果は大きく変わります。
できないからやりたくない、けど、みんなやってるからとりあえず一緒にやる。
最初はこれでもいいんです。
でも、結果的にできるようになって、そこに達成感を覚えてくれたら、次できないことが見つかったとき「できるようになりたい!」という前向きな気持ちで練習できると思うんです。
この気持ちを持てている子は、休憩中も休まず練習してます(頼むから休んでくれ)。
同じ動きを繰り返し、私からのアドバイスも1つ1つ取り入れるよう頑張る。
1つの動きに集中して、できるまで頑張るって、本当にすごいことだと思います。
大人だって、できないことをできるようにする作業は、結構なストレスです。
でも、これが大切。

だからこそ、挑戦的な振り付けやステップを、毎月取り入れてます。
できることだけ楽しむのは、もちろん子供にとってストレスが少ない。
純粋にダンスを楽しむことができるかもしれない。
けどそれだと、飽きが来るのが早いと思うんです。

できることの中に、ちょっとできないことがあると、楽しいという気持ちの中に悔しいという気持ちが生まれ、どんどん心に火がついていく。
できない動きを繰り返し練習してできるようになった。それってつまり、
できないことが1つ無くなって、できることが1つ増えた。って、ことですよね。
これは明確なレベルアップ(成長)です。
このサイクルを止めないように、私も毎月の振り作りや、レッスンメニューの見直しに努めてます。
子供達が、楽しみながら成長できる仕組みを維持したいです。

それでは、本日も良い1日にしましょう。

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